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買取再販業界で最も年間販売実績が多いのはカチタス(群馬県桐生市)であることが、リフォーム産業新聞の調査で明らかになった。買取再販とは中古住宅を仕入れ、リフォーム後に販売するというビジネス。カチタスの年間販売戸数は4627戸と2位以下を大きく引き離しトップとなった。カチタスは調査開始以来9年連続1位。調査結果をランキング形式で紹介する。
カチタス9連覇、断トツ1位続く
3位にレジデンシャル不動産
1位のカチタスはトップを維持した。依然として2位以下に3000戸超の差を付けており、最大手の座は揺るがない。地方都市の空き家戸建てを買い取り、リフォーム後に販売するというビジネスモデルを展開。地方の戸建てを買い取る企業は少なく、都心部のマンションと比べて仕入れ競争に巻き込まれにくいため、競争優位性がある。
同社では戸建て購入者の不安の1つである「耐震性」の問題をクリアするために、補強工事に注力。「安心して住み続けることができる、といった評価をいただくようになった」(広報担当者)
2位も前回と同じリプライス(愛知県名古屋市)。同社は1位のカチタスのグループ会社。1493戸の実績だったが、前年比は8%減。
コロナ禍では売主が売却活動を先延ばしするケースが目立ち、各社仕入れに苦戦。仕入れが減れば、販売戸数や売上減につながる。カチタスグループもそうだが、他の再販会社も影響を受けた会社が少なくなかった。

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