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マンションリノベーションブランド「ハコリノベ」を手がける、サンリフォーム(大阪府大阪市)はリノベのパッケージ「tatema(タテマ)」の販売を開始した。「tatema」の特徴は工場生産による効率の良さとデザイン性の高さを両立させたこと。施工期間が通常の約半分、費用を約8~9割に抑えることに成功した。
商談3回に限定
一般的に最低でも3カ月の工期が必要とされるリノベーションを規格化することで2分の1に短縮。しかもデザイン性の高さも維持する。サンリフォームが、そんな画期的な取り組みを始めた。「tatema」というパッケージ商品がそれだ。
「tatema」のイメージ写真。「間」をテーマに作られたシンプルな空間。「S2M」オリジナルのステンレスのキッチンを使用
「tatema」の特徴は、工期や価格を規格化することで大幅に減らした点だ。まず顧客との打ち合わせは3回のみに限定。1回の打ち合わせは2時間以内と定めた。1回目で間取りを3パターンから決める。内容は、基本的な「basic(ベーシック)」、アクティブな人向けの土間のあるプラン「doma(ドマ)」、キッチン横に収納スペースがある「storage(ストレージ)」だ。価格は「basic」が17万円/㎡〜。
2回目で、照明や電子機器について決める。3回目で契約と同時に工程を決定する。通常のリノベの場合は打ち合わせが7回に及ぶことも少なくないため、半分以下の短さだ。「デザイン性がありながら、スピーディーにリノベできるのがtatemaの強みです」とハコリノベリノベーション事業部長、江川博之氏は語る。
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リノベの工期短縮、価格抑制を実現
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- ※今回の取材に基づく。tatemaの価格は一般社団法人不動産協会のマンション供給動向調査による平均専有面積平米64.3㎡×tatemaの基本料金17万円/㎡で換算

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