国土交通省は、新築や中古住宅の物件販売、賃貸物件の省エネ性能表示制度のルールを作り、周知活動を行う。2月に行った検討会において、表示方法の策定方針が決まった。対象物件は、新築のみならず中古、買取再販物件も入る。来年4月以降の制度施行に向け、今年6月頃に表示方法が発表される予定だ。
来年4月、表示制度を施行
断熱、再エネ評価
ラベル表示のイメージ図
表示努力義務のある物件は新築、既存建築物。住宅であれば、新築の分譲住宅・マンション、中古物件や買取再販物件、賃貸住宅など不特定多数に販売する物件だ。個人に販売する注文住宅は除く。
今回の検討会で議題となったのは、省エネ性能をどこに、どのように表すか。結果、性能は星マークや数字を表記したラベル表示とし、一般消費者が見てもわかりやすくすることとなった。
また掲載箇所は、建築物の販売・賃貸の広告内とする。広告を行わない場合は、ホームページや建築物に関する調査報告書に掲載する。

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