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不動産仲介とリノベーションを組み合わせたサービスを提供するフリーダムコーポレーション(東京都港区)が昨年2月にリニューアルしたウェブサイト「東京リノベ」が好調だ。売り上げが前期比120%に伸びている。
同社は、自社の仲介する物件の購入希望者にリノベーションを提案している。購入者とリノベ設計者のミスマッチをなくすために、同サイトは、提携する建築家約10人に設計を依頼できるサービスを取り入れた。
購入者にリノベの建築家を紹介
「自社の設計士だけでは、デザインがイメージと合わないとか、設計士が退社すると施工事例自体が使用できなくなってしまうデメリットが出てしまいます。外部の建築家との協力により、提供できるデザインのバリエーションが増えるとともに過去の設計事例も生かすことができるんです」(谷村泰光社長)
顧客層は30~40代の一次取得者。3000万~4000万円の物件を買い、500万~1200万円でリノベーションする。物件の9割がマンションだ。
集客にはサイトの他に、自社で開催する相談会がある。不動産購入とリノベーションを一体化する住宅ローンの組み方や、同社が提案できるデザインなどを施工事例を交えて、谷村社長自らレクチャーしている。この相談会は予約制で毎週末開催しており、平均1~2組参加している。
今後は、相談会からの受注拡大が目標。そのために、建築家や施工会社の提携先を増やしていく考えだ。

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