最優秀賞にスズキ企画とリファイン浦安 REFORM DESIGN AWARD表彰式

　リフォーム専門商社ソーゴー（東京都板橋区）は4月23日、リフォーム雑誌「暮らし快適」発刊10周年20号を記念して、REFORM DESIGN AWARD表彰式を開催した。佐藤慶太社長は「良質なリフォームを継続し発信していけば、消費増税後の買い控えという壁も乗り越えられる」と話し、各社の質の高いリフォームの提供を期待した。

　2012～2013年に「暮らし快適」で紹介された事例102点について、快適性・デザイン性・機能性・斬新性などを総合的に審査し、「戸建の部」、「マンションの部」からそれぞれ、最優秀賞1点、審査員特別賞1点、優秀賞8点を選出した。

　戸建の部最優秀賞はスズキ企画（神奈川県藤沢市）。築50年の思い出の詰まった平屋を、梁を露出させるなどで面影を残しながら耐震、バリアフリー、省エネ性を高めるなど、性能向上に努めた点が評価された。

スズキ企画（左・鈴木亮一専務）は築50年の平家を改修。右はソーゴー佐藤慶太社長

　マンションの部最優秀賞は竹村物産（千葉県浦安市）の運営するリファイン浦安。スペイン、バルセロナのホテルのイメージを希望する施主の期待に応えた作品で、明るい日差し、回遊性があり風通しの良いプランニング、収納などの工夫が高く評価された。

リファイン浦安（左・山下靖人店長）は海外ホテルをイメージしたマンション改修