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部屋の改装写真をきっかけにユーザー同士が交流できるサイト「RoomClip(ルームクリップ)」のユーザーが拡大している。
改装した部屋をユーザー自身がサイトにアップ
今年2月時点で掲載されている写真は19万枚だったが、6月2日時点で68%増の32万枚に増加。PV数は月間1500万件から3200万件に増えた。さらにダウンロード数は20万から30万件へと拡大し、利用者数を伸ばしている。
ルームクリップはユーザー自身が改装した部屋をスマホで撮影し、ウェブサイト上にアップできるサイト。事例写真をもとに閲覧者と交流ができる。部屋の模様替え、リフォームをしたいユーザーから人気を集めている。
今月中には、事例写真の中に写っている商品を、アマゾン、楽天を通じて購入できるEC機能を追加する。事例を見たユーザーが実際に使われている商品を購入したいという要望が寄せられていた。また、8月には扶桑社とインテリア雑誌「ルームクリップスタイル(仮)」を出版する予定。サイト内で人気のあるユーザーの事例写真を中心に本としてまとめる。
さらに同月には、住宅関連メーカーやリフォーム会社などのプロ向けアカウントの開設促進を本格化する。企業はアカウントを開設すれば、自社で開発した商品を使っているユーザーの写真をまとめて、使用例として紹介できるようになる。リフォーム会社であれば自社のリフォーム事例写真を公開できたり、施主に自宅をアップしてもらい、企業の宣伝カタログとして活用できる。
高重正彦社長は「自分の暮らしを良くしたいという方のプラットホームにしていきたい。年内100万ユーザーの獲得、3年後には2000万人を目指したい」と話す。

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