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近畿ライフサービスOB5万件にリフォーム提案

近畿ライフサービス OB5万件にリフォーム提案

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 給湯器のネット販売で年間6000台超の実績を持つ近畿ライフサービス(大阪府吹田市)がリフォーム事業の本格強化に乗り出した。初年度にあたる今期はリフォームで1億円超の年商となる見込み。今後は社員の育成などにも取り組み、売り上げ拡大を進めていく。

近畿ライフサービス 初年度の今期、リフォームで年商1億見込み初年度の今期、リフォームで年商1億見込み

 同社は、給湯器WEB販売の先駆け的存在。約8年前より宣伝手法を全面的にWEBに移管後、順調に売り上げを伸ばしてきた。前期は関東に進出し、給湯器とリフォームで9億円超を売り上げた。

 今期(7月決算)は約11億円の売り上げを見込む。給湯器の単価は工事費含め15万円前後。販売台数は、年間6000~7000台強で累計のOB客は5万件を超える。数多くの顧客を抱える強みを生かし、新事業として水まわり工事を中心としたリフォームビジネスをスタートした。

 「リフォームの販売商品としては、給湯器を売っているせいかお風呂が多いです。将来的には全体工事も増やしていきたいと考えています」(森崇伸社長)

 リフォームの基本提案先は、新規で給湯器を販売したお客さん宅と、今までのOB客。初めて約2万件のOB客にDMを配布した時は、約100件の反応があった。ただ、事業拡大のシナリオは模索中だ。

 「リフォーム部門は現在3人ですが、2人は最近入ったものなので、育てていかないといけません。また、これからどう差別化していくかは、検討中です」(森社長)

 リフォームポータルサイトのホームプロにも加盟した同社。中期的には10億円事業への成長を目指して行く。

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