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360度カメラを活用し中古物件内覧スマイリンクス

360度カメラを活用し中古物件内覧 スマイリンクス

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 スマイリンクス(埼玉県八潮市)は360度カメラを使った中古住宅の売却に関する新サービスを開始した。

360度カメラで内覧
360度カメラで内覧

 これは「バーチャル内覧」というサービス。ユーザーは欲しい物件の内覧に行く前に、オンライン上で物件の室内を見ることができるというもの。室内の写真は同社が「シータ」という360度カメラを使って撮影した。撮影者を起点にして、ぐるりと360度、室内全体を確認できる点が特徴。リビングや寝室といった各部屋を見られる。

 同社では売却依頼を受けた物件の室内を「シータ」で撮影。内覧希望者に事前に室内を確認してもらうことで、仕様や雰囲気を確認してもらう。不動産情報に専用のQRコードを載せ、コードを読み取ることでバーチャル内覧ができるウェブページへとアクセスできる。

 同社では、購入意欲の高いユーザーを集めることで効率的な売却を目指す。

 澤重匡宏社長は「中古物件が欲しいというお客様はできるだけさまざまな物件の中を見たいが、時間も限られていてなかなかそうはいきません。バーチャルで内覧できれば、気に入った物件だけを実際に見に行くことができるので効率的に訪問することができます」と話す。

 同社では3年ほど前から不動産仲介事業を本格化している。売却事業がメーン。売却依頼を受けた不動産の数多くの写真を載せたり、売り主の声を紹介したりして早期に売却を実現するサービスに強みを持つ。

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