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リビタ(東京都渋谷区)は、省エネ性能を高めるリノベーションを行った戸建て住宅2棟の見学会を行った。これらは「横浜市住まいのエコリノベーション推進事業」の「実証住宅」に採択されている。これは、上限を200万円として、既存住宅の省エネルギー改修の際に、費用の3分の1を横浜市が補助するというもの。

省エネ性を高めた既存戸建て住宅
公開された住宅の1つは、築37年、延べ床面積約106平米の木造戸建て「青葉台の家」。工期は3カ月で、改修費用は2000万円ほど。
全居室の開口部をLOW-Eペアガラス断熱サッシへ交換。ロックウールやスタイロフォームで床、外壁、屋根に断熱改修を施した。給湯器は高効率タイプのものへ変更。加えて、パソコンやスマートフォン操作できるHEMSを設置した。省エネ等級4を獲得している。
省エネ性能を保証するものとして、エネルギーパスを発行。これによると、次世代エネルギー基準の住宅と比べて、電気代とガス代を年間約24%節減。金額にすると合計9万円ほど抑えることができる。
また、内壁は白ペンキを塗った構造用合板。フローリングは未塗装の状態でユーザーに引き渡し、仕上げを住み手自身が行う。構造用合板は、ユーザーが棚やフックなどを取り付けやすく、塗装やクロス張りもしやすい。引き渡し時には、電動工具など仕上げに使える道具をユーザーにプレゼントする。
さらに、ライフスタイルの変化に応じた間取り変更を想定して、可変間仕切りを採用。加えて、個室への変更が容易な大きな土間を玄関に設けている。
「自分で家に手を入れることで、愛着を持てるとお客様には好評です」(ユニット事業本部戸建事業部・黒田大志氏)
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