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2016年は中古住宅・新築ともに縮小《市場予測》

2016年は中古住宅・新築ともに縮小 《市場予測》

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 2016年の中古住宅市場と新築市場はともに縮小する――――。こう分析するのは、不動産のコンサルティングとインスペクションサービスを提供するさくら事務所(東京都渋谷区)の長嶋修会長。

 「都心部の中古マンション市場は事故や価格、融資の水準を見れば一服感は明らか。これ以上上昇するには経済好転、株価上昇などの理由が必要です」と長嶋氏。

 長嶋氏が中古住宅市場の縮小要因として挙げているのは2つ。1つ目が、都心3区の中古マンションの成約件数の減少と在庫の増加。2つ目が、銀行や信用金庫の不動産向けの貸出残高の増加だ。

 「金融庁が地銀の不動産向け貸し出しの監視を強化することで、安倍政権発足以来上昇してきた物件価格が落ち着けば、在庫が徐々に整理され、ソフトランディングの一年になるでしょう」(長嶋氏)

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