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70年代の不動産を積極的に購入し、リノベして再販を行うヤマダタッケン(石川県金沢市)。築30年を超える軽量鉄骨の平屋を200万円で購入し、自社の技術と経験をふんだんに注ぎ込んだリノベモデルハウスを取材した。
《リビング》
古びた無垢床材を斜めに配したリビング。
海外の軍隊の薬品ケースを転用したリビングテーブルなどで雰囲気を演出。
既存の壁紙の上に内装ペイントを行っている。
ヤマダタッケンのリノベーションのビジネスモデルは単純明快で、築30年以上の割安な戸建てを購入。蓄積したノウハウでコストをかけ過ぎないようにリノベーションを行い、販売する。このモデルハウスも坪単価30万円、750万円で工事を行った。キッチン、バスの交換も含めて、3割の粗利を確保してこの低コストを実現している。
同社の輸入する外装塗壁材のセナジーや内装ペイントを駆使し、既存の建材を活用することで費用を抑えながら、ガラリと建物のテイストを変えてしまう。断熱性能を上げながらグリーンの外観にすることで大きなイメージ転換を行ったり、和室を既存の建材を残しながら、すっかり洋間の寝室に変えたりと、見るべきところは多い。

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