足場事業も開始
「不動産や足場など、事業を多角化し、より地域で必要とされる会社にしていきたい」。そう話すのは、東京都八王子市で20年以上塗装リフォームを提供してきた小川建装の小川龍取締役。小川正博社長の息子である同取締役は、2015年8月に入社。現在、事業の多角化などに取り組んでいる。
売り上げ3億7000万円のうち、8割ほどが住宅の外壁塗装や防水。これまでの経験を生かし、賃貸アパートの塗り替えなどの事業を本格化させる。新たに不動産部門を社内に設け、OB顧客で賃貸を経営するオーナーを切り口に、需要を開拓していきたい考えだ。
また足場事業も内製化させる。今年から、足場作業の職長経験を持つ人材2人を社員として採用。これまで外注してきた足場架設を自社で行えるようにする。こうすることで利益率を改善し、今後は足場架設のみ請け負うことも検討する。

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