新築の下請けから脱却を図っているのが、屋根工事を行う杉榮建材(千葉県習志野市)だ。
売上高のピークは1998年の5億7000万円。20年経過した現在は3億円まで落ち込んだ。ハウスメーカーから依頼される工事の受注単価の減少が主な要因だ。
「受注工事件数は20年変わっていないのですが、同じグレードの材料を使っても値引き交渉によって単価が1割下がったり、材料自体の質が落ちて単価が3割下がるなどがありました」(杉浦憲児社長)

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