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外装専科、大規模修繕外装改修に特化・管理組合からの直請けで年商22億円

外装専科、大規模修繕外装改修に特化・管理組合からの直請けで年商22億円

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要約すると

・マンション大規模修繕の外装改修に特化し、外装専科が年間22億円売上
・管理組合からの直接受注、職人の直接雇用等で安い工事価格を実現
・徹底的な情報公開により管理組合からの信頼獲得


ロープ・ゴンドラ施工で相場の3割安

外装専科 伊藤洋之輔 会長外装専科 伊藤洋之輔 会長

 マンションの大規模修繕工事における外装の改修に特化し、年間22億円売り上げているのが外装専科(東京都文京区)だ。多くの会社が設計コンサルタントやマンションの管理会社経由で受注を得ている中、同社ではマンションの管理組合からの直接受注が大部分を占めている。業界の慣習の外にいながら、いかにして受注を獲得しているのか。伊藤洋之輔会長に戦略を聞いた。

外装専科 コストがかかりがちな足場を組まず、ロープやゴンドラをつかって施工するコストがかかりがちな足場を組まず、ロープやゴンドラをつかって施工する。
上はゴンドラでの作業、下はブランコ足場での作業

戸当たり70万円で工事

 受注の秘訣は工事価格の安さにある。「マンションの大規模修繕では、1戸当たりの工事費が100万円を超えるのが一般的」(伊藤会長)と言うが、同社では70万円で工事を提供している。

 これが実現できる理由は4つ。1つ目は管理組合から直接受注しているから。管理会社やコンサルタントを介していないので、中間マージンが発生しない。さらに、直接受注なので工事代金の入金が早く、経営が安定するというメリットもある。たとえ、管理会社やコンサルタント経由で引き合いがあったとしても、原則断っている。

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