・ワイルドアルミが今期開始した断熱リフォームが好調
・サーモグラフィーを使い適切な断熱施工を提案、満足度も高い
・来年の目標売上高は4億、5割を断熱事業で占めることを目指す
サーモ画像で提案
ワイドアルミ(神奈川県横浜市)が今期から開始した断熱リフォームが好調だ。今年の8月決算では、売上高約3億円のうち、断熱事業は約1億円となる見込み。商品単体の提案ではなく、異なる商品を掛け合わせた提案が功を奏している。
断熱診断報告書一部抜粋
同社は、昨年末から無料で断熱診断を実施している。天井、窓、床下をサーモグラフィーで計測し、その計測結果などを約10ページの報告書にまとめるもの。報告書は、顧客が断熱を分かりやすく理解できるよう工夫されている。
例えば、部位ごとの断熱効果の解説だ。床断熱は床下の冷気の侵入を防ぐ、天井断熱は夏場に暑い空気が2階に下りなくなるなどを説明。診断結果にサーモ画像を用い、暑さや寒さが分かるように提示する。この診断結果を踏まえ、適切な断熱施工の提案をする。

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