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【庭・外装リフォーム特集~庭Case1~】石原和幸デザイン研究所、集客につながる庭作り

【庭・外装リフォーム特集 ~庭 Case 1~】石原和幸デザイン研究所、集客につながる庭作り

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要約すると

・石原和幸デザイン研究所は、ガーデンデザイン科だけで年商4億円
・人気の鍵は「集客」につながるデザイン、SNSに映えるデザインに注力
・外国人観光客の増加に伴い、日本の庭文化の発信が重要


庭・外装リフォーム特集
~庭 Case 1~

 今回は「庭」「外装」といった家の外回りの改修に強い企業をピックアップし紹介する。他社とどう差別化しているのか、リポートする。

SNS映え、多様な植物で実現

 石原和幸デザイン研究所(東京都渋谷区)は、ガーデンデザイン料だけで年4億円を売り上げる人気企業。デザイン件数は月50件に上る。石原和幸社長は、国際ガーデニングショーの最高峰と言われる「英国チェルシーフラワーショー」で高評価を受け、10年間で計7つの金メダルと4度のベストガーデン賞を受賞する実力者だ。

石原和幸デザイン研究所 車が緑でおおわれているシンガポールで開かれたガーデンズ・バイ・ザ・ベイの「クリスマス・シュガー・マウンテン」メインディスプレイ作品。車が緑でおおわれている

飽きさせないデザイン

 石原社長の人気の理由は、「集客」につながるデザインを実現していること。

 例えば、昨年開業した沖縄県南城市のレストラン「花さんご」。ここは、約1000坪もあるガーデン「花水園(かすいえん)」の中にある。これを石原社長がプロデュースし、今人気を集めている。

 使用されている草木は、暖かい地域で多いヤシの木やハナキリンと呼ばれるトゲのある花など多種に及び、見る者の目を飽きさせないデザインだ。気候や環境などを見て、全部で数百種類使用することもある。また、使う植物は地産地消を基本とする。

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