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小川建装、職人が次世代の育成を意識

小川建装、職人が次世代の育成を意識

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従業員間交流も開始

 東京都八王子市を中心に外壁工事を行う小川建装は、売上高前期比13%増の4.2億円を達成した。そんな同社の目標は「従業員満足度のアップ」だ。

《経営理念》
従業員満足度のアップ

準社訓は「品質第一」

 「明確化されているわけではないが、昔は『誠実、顧客第一』で今は『従業員満足度のアップ』。準社訓は、『品質第一』を掲げています。満足度が上がれば、誠実に仕事をして施工品質も上がるはずです」(小川龍取締役)

 この社訓、理念のために始めたのが、若い人が主体的に働ける環境づくり。「上の重圧と下の教育で、若手の立場が厳しかった」

 現在、職人からキャリアアップした30代の社員が1人で施工、管理を行い、若手職人の教育も任されている。「仕様書を自社社員に渡して、専任の施工管理をつける。職人なので何をどこまで塗れるかの期間や工程が具体的に分かる。彼がトップダウンで、職人組織に理念やスケジュールなどを落とし込みます」

 この社員も理念に共感し、先頭に立って行動する。「塗装会社は、施工や管理を積極的に行わない会社が多い。でも私どもは、従業員満足度を上げていく。下の世代を育てたいのは、職人として普通の気持ちです」

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