インテリア、ファブリックスの販売施工を行う厚和(東京都港区)はYKKAPの「MADOショップ」に加盟し、内窓の取り扱いを開始した。以前から扱うカーテン、ブラインドと組み合わせた窓まわりのリフォーム提案に力をいれている。
「内窓を施工する際は必ず、カーテンをはずさないといけないですし、窓を直すと古い壁や床が汚く見えてくるものです。内窓から内装工事へのつながりを考えています。内装リフォームでは消費者の反応が弱かったが、特に東日本大震災以降は消費者の省エネ意識が高まっていますので、切り口としては面白いと思っています」(水越勝也社長)
既に内窓工事の2~3割がクロスの張り替えにつながっており、カーテンやブラインド設置はさらに需要が高いという。最近は大手マンション事業者とタイアップし、1棟の居住者全体への内窓設置提案も行っている。
また、同社の水越社長は内装事業者の勉強会LIBA21の代表も務めており、会員の中で内窓工事を始める企業が出てきているそうだ。30社ある会員のうち、既に6~7社がYKKAPの窓ショップに加盟しており、新たな提案の足掛かりを構築している。

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