建和(東京都練馬区)は2012年売上高が前年比約10%増の9億円に届きそうだ(8月決算)。2011年10月に立ち上げた外装部門が手掛ける元請けの塗装リフォーム受注が好調だ。主な対象は賃貸アパートや戸建て。最近では565万円、1470万円といった大型の塗り替え工事の受注が増えてきている。受注ルートは管理会社からの紹介やチラシ反響が中心。
「前期は過去最高の8億1900万円という売上高でした。今期は塗装が好調なのでさらに伸びそうです」

▲塗装の元請けをPRするチラシ
また、事業の柱である賃貸住宅の原状回復工事も好調だ。昨年は3600室だったが、今期は4000室を見込む。同社の強みは、大工、クロス、営繕(網戸・パッキンなどの小工事担当)、クリーニングなどの職人を自社で抱えており、価格を他社よりも抑えて施工・サービスを提供できる点。物件数が多いのは埼玉エリア。
また、昨年10月にオープンした東京都清瀬市の新店舗も本格稼働し始めた。新人1名を採用して営業を行っている。

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