年3万件の枝木の剪定を行うクイック・ガーデニング(東京都府中市)は、剪定枝を腐葉土にする技術を確立した。
ガーデンバッグ内で腐葉土になる過程。入れて1カ月(左)、2カ月(中央)、4カ月のバッグの中身
161リットル容量の「ガーデンバッグ」に剪定した枝を入れると、数カ月で量が4分の1になる。
土壌センサーを使って中の温度と含水率を随時クラウドに上げ、スマホで確認できる。「剪定廃材再利用システム」という特許も取得した。
「償却費用や二酸化炭素排出量を減らそうと思い、始めました」(リサイクル対策室・公平智史室長)
自宅で出た剪定枝の腐葉土を買い取り、次の依頼から処分費を1500円割引し、できた腐葉土を1000円(税込)で買い取るサービスも7月から開始した。
顧客にガーデンバッグを1万円で買ってもらい、剪定した枝を自宅でリサイクルして消費してもらうだけ。
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