メディア運営と改修事業の二本柱
庭のリフォームなどを手掛けるストロボライト(東京都港区)はこのたびベンチャーキャピタルなど計8社を引受先とする第三者割当増資と日本政策金融公庫からの融資を受け、総額4億9000万円の資金調達を実施した。2012年に設立以来、累計調達額は約10億円にもなる。これだけの資金を集められる庭の企業は珍しい。どのような企業なのか。
3つの事業
「オンライングリーンエージェントになりたい」
ストロボライトはこれまでにない庭リフォームの会社だ。設立は2012年で、2014年から庭や園芸の情報を発信するウェブメディア「LOVEGREEN」の運営を開始した。
「ちょうどその頃グリーンに興味を持ち始めたのですが、庭の魅力を発信しているメディアはNHKの番組『みんなの趣味の園芸』くらいしかなく、それなら自分で始めてみようと思った」と石塚秀彦社長が語るように、初めは1人編集長体制で運営を開始した。
石塚秀彦 社長
グリーン好きの協力を得て次第に記事本数が増えていった結果、2019年6月時点で月間利用者数(MAU)は450万にもなる人気メディアに成長した。主に園芸関連のスポンサーからの広告売上で運営をしている。

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