全国250店舗に
「ステイホーム」の今、少し古い家に住んでいる人なら破れたままの襖や障子が気になるだろう。そんなニッチな改装に着目して今拡大しているのが、うちすけ(東京都中央区)だ。同社では、襖、障子、網戸の張り替えリフォームに特化する「金沢屋」を運営。ノウハウをフランチャイズ展開しており全国に約250もの店舗がある。
1500円~と割安感を打ち出したチラシで集客
60代のシニア層がターゲットの事業で、襖、障子、網戸を提案するのだが、一般的な表具店と違うのは、1500円、2500円、3500円~といったようなわかりやすい価格表記と、希望の柄や機能をヒアリングして提案するコンサルティング営業。「例えば、今はやぶれない障子もありますし、柄もさまざまある。こういう情報を知らない方がほとんどで、それを教えて差し上げるという接客スタイルなのですが、実は普通の表具屋さんは、あまりバリエーションも用意せず、無難なふすま紙を提案して貼ってしまうのです」と小比田隆太社長。

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