単価250万円の独自構法で差別化
外壁工事で年商3億円の藤井建業(北海道札幌市)は独自の外壁通気構法にこだわり、平均単価は250万円と同業他社より高い。屋内だけではなく屋外にもショールームを構え、来店した顧客の成約率は7割に及ぶ。
【リポート/編集部 後藤梓】
外壁材は3メートルの高さがあり、見上げながら見学できる
厚さ24mmの下地材開発
成約率が高い理由は、外壁材をリアルに体感できるためだ。小さなサンプルよりも、色、柄、素材感がよくわかり、それらを実際の家の規模感でイメージできる。
屋外ショールームでは、大型外壁材を約100種類展示している。高さと横は3メートルずつになり、サイズは5畳半ほどの大きさだ。窯業系サイディングをメインとし、主に3メーカーを紹介。ケイミューが半数を占め、ニチハと旭トステム外装もある。特に売れているのはケイミューの光セラだ。
「交通量の多い通りに面しているからこそ、より目立つよう工夫しています。屋内と屋外それぞれ車50台ほどの面積があり、北海道内では最大規模の広さではないでしょうか」とリフォーム事業部吉川邦夫部長は話す。
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