工事1年後から3年ずつ点検を開始
紹介キャンペーンの提案を強化
外壁・屋根塗装を手掛ける喜多建設(埼玉県狭山市)は、今年から定期点検を本格化している。現在リフォーム売上高2億5000万円のうち、新規客が9割以上だ。工事後1年、3年、6年、9年、12年と定期点検を行い、OB客獲得を強化していく。
点検を漏らさず行うため、顧客の情報管理を徹底している。営業職は完工後、顧客の個人情報やどんな工事をしたか、建物の状態、いただいた褒め言葉やどんな会話をしたかなどの情報を書類にまとめ、喜多史仁社長に提出する。喜多社長は漏れがないか確認し、請求書を発行。その後営業職が書類情報を同社独自のITシステムに入力するという流れだ。
システムは個人名や住所を入れると顧客情報がわかるだけではなく、今年の点検の該当者が年数ごとに自動で表示される。営業職は電話をかけてアポイントをとり、訪問していく。30分~1時間かけ、屋根工事は5項目、外壁工事は10項目のリストを基に目視で確認をする。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1653号(2025/06/16発行)2面
-
1652号(2025/06/09発行)2面
-
1651号(2025/06/02発行)3面
-
1650号(2025/05/26発行)5面
-
1649号(2025/05/19発行)5面