「社長が不在でも会社が回るようにしておかないと、いざという時に弱いです」。こう語るのは、神奈川県を地盤に外壁塗装事業を手掛ける中山建装(厚木市)の中山晋吾社長だ。
中山社長は昨年8月、新型コロナウイルスに感染。1か月以上社員、職人と会うことができなかった。
「ワンマン経営は危機に弱い」
弊紙記者が取材する直前、コロナ陽性が発覚した
感染がわかったのは8月18日。その1週間前に行った場所がきっかけだった。「2日経って風邪のような症状が出たので風邪と思っていたら、濃厚接触者になったとの連絡が保健所からあり、週明けに病院へ行きました。そうしたら陽性反応がわかり、隔離することになりました。幸い、お盆休みで社員とも会っておらず、熱も最大37・2度と軽度だったので自宅から仕事の指示ができました」

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