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「競争望むところ」、千葉の外壁塗装店・寿々家が大激戦区の東京に出店、1年で売上1億円、利益18%達成

「競争望むところ」、千葉の外壁塗装店・寿々家が大激戦区の東京に出店、1年で売上1億円、利益18%達成

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地元での売上もだんだんと伸びてきたので、いよいよ2店舗目を出そうと考えている経営者も少なくないだろう。今回は実際に2店舗目を出した経営者に、新規出店のポイントを聞いた。

特集:2店舗目を出そう!

戸建て密集、激戦区にあえて出店

寿々屋コーポレーション 顧客ニーズ、立地、販管費を意識して2店舗目の出店を

千葉市緑区を拠点に外壁塗装を年200棟ほど手がける寿々家コーポレーションは、昨年4月に東京支社をオープンした。本店では年間約3億円の売上を達成し、地元で高いシェアを確保。さらに事業を拡大しようと、2店舗目を出し1年で1億円を売り上げ、本店と足して2022年3月期の年商は4億1000万円となった。2店舗目の場所は東京の江戸川区鹿骨(ししぼね)。千葉ではなくなぜこの場所を選んだのか。

まずはターゲットである戸建ての数と年齢層を重視。同社によれば千葉市緑区の人口は12万7400人で戸建て数は2万9000戸。対して江戸川区の人口は約69万人で戸建て数9万4000戸と、潜在需要は3倍以上の規模だ。また、同区は23区内で一人当たりの公園面積が2位。収入あるファミリー層が多く暮らすのが特徴だ。

認知度が皆無の状況のなか、初年度からコンスタントに受注できているのは、商圏内で徹底した販促を行ったこと。東京では千葉のほぼ倍の量となる月2回3万6000枚ほどのチラシをポスティング。そこから月10件ほどの問い合わせがあり、7、8件が見積もりに。1カ月で5件ほどを受注し、900万円ほどを売り上げている。

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