ベネッセやニチイ、SOMPOホールディングスなど、本紙は介護業界大手のリフォーム事業への参入実態を調査した。主要10社のうち7社が改修工事を元請け受注していることがわかった。建築士を雇用し、介護保険適用外の一般的リフォームを手掛ける企業も4社ある。
SOMPO、パナが積極参入
7社がリフォーム受け皿に
ベネッセ傘下企業、首都圏で受注
大手介護業者のリフォームの参入状況を調べたところ、7社が元請けとして受注してることがわかった。介護業界には主に以下の3種類の事業者がいる。一つ目は入浴・介護といった訪問介護系、続いて有料老人サービスやグループホームといった施設系。そして介護用品販売業者だ。
- 介護業界の主要プレーヤー
※年商は2021年度連結決算に基づく。SOMPOホールディングスは介護・シニア事業のみの売上高
業界最大手は、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅を運営するベネッセホールディングス(岡山県岡山市)だ。同社では首都圏で傘下のハートメディカルケアなど3社で福祉用レンタル店を運営。指定の施工業者「シルバーはあと」と連携し、20万円以下となる介護保険適用内の住宅改修の受け皿になっている。一方、「シルバーはあと」は首都圏14店舗のみ。他地域ではケアマネージャーを通じて施工業者を紹介するなどして対応している。
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