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補助金50万円をチラシなど販促費に活用ところざわ産業

補助金50万円をチラシなど販促費に活用 ところざわ産業

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 窓改修を中心に年間約8000万円を売り上げている、ところざわ産業(埼玉県所沢市・本橋ミツル社長)。同社は、日本商工会議所による「小規模事業者持続化補助金」で、販促用のチラシ3万5000部の費用約75万円のうち約50万円を賄う方針だ。

ところざわ産業の補助金対象となったチラシ
補助金の対象となったチラシ

 この補助金は、小規模事業者が販路開拓を行う際に、50万円を上限に、その費用の3分の2が支給されるというもの。同社では、省エネ住宅ポイントを利用した窓改修の販促用チラシ配布費用に充てる。

 「申請は要点さえきちんと押さえれば、それほど難しいものではありません」(同社担当者)

 提出書類の内容は、補助金の対象となる事業の計画の他に、企業概要や市場動向など。採択されるコツは、文字だけでは分かりにくいので、図や写真を随所に取り入れること。

 例えば、企業概要を説明する際に、ポジショニングマップを使用。サービスの質と価格を軸に、地場の企業、大手企業、ネット販売企業などがそれぞれ特徴を持っており、同社がどこに位置しているのかを視覚的に分かるようにした。

 また、チラシの配布については、「市内に配る」ではなく、どのエリアに何部配るのかという具体的な数字を記載。市の統計資料からエリアごとの世帯数を引用することで、その根拠とした。提出資料の作成には 延べ50時間ほど費やし、提出から約1カ月後に採択を受けた。

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