アレス(埼玉県さいたま市)は、外壁塗装では、早い段階でカラーシミュレーションをユーザーへ提示することで、受注につなげている。受注の見込みが高いユーザーに対しては見積もりと同時に提出。

実写のように精巧なイメージ画像
カラーシミュレーションは、対象物件の写真と塗装後のイメージを並べて、比較できるようにしている。完成イメージは3種類。A4の紙に出力する。インターローカス社のカラーエクスプレスを使い、担当者が半日ほどかけて製作する。
重要なのは、1つのプリンターで印刷されたものをユーザー、現場、会社で共有すること。色の見え方は、プリンターやディスプレーによって若干変わる。この違いがユーザーの満足度に影響するからだ。
また、対象物件の写真は光の反射などを除くために、晴れの日ではなく、曇りの日に撮影する。
「カラーシミュレーションを目にすることで、塗装後のイメージが膨らみ、やる気になられるお客様は多いです。7割ほどのお客様が成約に至っています。」(川本喜樹社長)

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