アイプロ(埼玉県上尾市)は、屋根をはじめとした外装の修理を行う際に、火災保険を利用することを積極的に提案している。「火災保険が集中豪雨や突風といった自然災害にも適用されることは意外に知られていませんが、8割以上のケースで保険金を取得し、お客様の負担を減らすことができています」(森幸夫社長)
屋根の板金が浮いている事例
火災保険を利用する際の焦点は、住宅の損傷が自然災害によるものなのか、それとも経年劣化によるものなのかということ。
自然災害による被害であることを証明するポイントは、損傷部位の写真を多数揃えることと、気象情報の調査だ。写真は雨どいの曲がりや板金の浮きといった大きなものから、釘浮きなどの細かいものまで使用。気象情報は、損傷の原因となりそうな異常気象を情報サイト等で探す。損傷の状態と気象情報を合わせて、報告書を作成する。保険会社に提出するだけでなく、ユーザーに家の状態を説明する資料としても使える。
相談から完工までの流れ

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1660号(2025/08/11発行)18,19面
-
1659号(2025/08/04発行)4面
-
1659号(2025/08/04発行)7面
-
1658号(2025/07/28発行)12面
-
1658号(2025/07/28発行)12面