▲道路はふさがれ物資の運搬が難しい状況にある
郡山塗装(福島県郡山市)は震災翌日から復旧活動を開始した。「とにかく瓦の被害がひどい。6~7割の瓦が落ちてしまっているのではないでしょうか」(佐藤隆社長)。今は社員の約半数の12〜13名がOB客を中心に2人1組で雨対策のシートをかぶせるなどの応急処置を実施。ただ、瓦の落下のほか、モルタル壁の割れ、エコキュートが倒れるなどとさまざまな被害に関する問い合わせが80件ほど入っており、佐藤隆社長は全く復旧活動が間に合っていないと現在の状況を話す。また、資材が足りていない。「物流の拠点には資材があるでしょうが運搬が麻痺している状態です」。今最も必要なものはガソリンとブルーシート。一刻も早い物資の供給開始を望む。
「できる範囲内でなんとか対応していきたい」と働き詰めで家にも帰れない電力関連事業者への炊き出しや水の確保のため山に湧き水を調達など地域への支援を行っている状況だ。

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