「子ども食堂」で若い世代に活躍の場を
「7年前、カンボジアを訪れた時にホームレスの子どもたちを見て、日本の子どもたちにも何かしたいと感じたんです」。そう語るのは、社会貢献活動として子ども食堂を運営する誠建クリエート(千葉県船橋市)の宮本義勝代表取締役社長だ。
「子ども食堂」は、今から12年前に東京・大田区で誕生した。家族と一緒に食事をとることが困難な子どもに、無料もしくは安価で栄養のある食事を提供し、「みんなで食事をする楽しさ」が経験できる場だ。誠建クリエートも4年ほど前から子ども食堂の活動に力を入れている。
「子ども食堂の1号店を作った人が、僕の後輩のお母さんなんです。無料ではなく100円でも10円でもいいから支払ってもらうことが重要だと言われました。『支援』と言われてしまうと子どもたちは委縮してしまうのだそうです」

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)19面
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
2025/06/20掲載
-
1653号(2025/06/16発行)3面
-
1653号(2025/06/16発行)3面