省エネ性の高い高性能建材を利用したリフォームに、最大150万円の補助金が助成される事業がスタートする。名称は「既築住宅における高性能建材導入促進事業」。経済産業省、資源エネルギー庁の予算で行われるもので、予算額は約40億円となる。
同事業は今年度から新たにスタートしたもので、既存住宅の省エネ改修の促進が目的。運営は一般社団法人環境共創イニシアチブ(東京都中央区)が行う。補助の対象となる製品は、ガラス・窓・断熱材の3種。高性能建材利用のリフォーム後、住宅全体の1次エネルギー消費量の15%を削減するなどの要件を満たせば、材料費と工事費の3分の1以内、1戸当たり最大150万円が助成される。
対象となる高性能建材はこれから決定するが、7月16日が建材応募の1次締め切りとなり、公表は7月下旬を予定している。その後、8月1日から来年1月15日の間に行ったリフォーム工事が補助の対象となる。申請受付締め切りは11月29日。
建物は戸建て、集合住宅どちらも対象。戸建ての場合、全体改修と部分改修、集合住宅は窓全体の改修工事が必要だ。
8月2日から12日の間には全国7会場で一般公募について説明会が実施され、参加は事前予約制となる。
《スケジュール》
- 7月16日...対象製品公募1次締切
- 7月下旬...対象製品の公表
- 8月1日...一般公募開始
- 8月2日~12日...一般公募に関する説明会(全国7会場を予定、事前エントリー制)
- 11月29日...申請受付締め切り
- 2014年1月15日...工事完了期限
- 3月...補助事業終了

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