「ホームインスペクター」試験の申込者数が過去最高を記録した。
試験は、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会が毎年一度実施。2013年11月17日に実施予定の試験に、1252名が受験を申し込んだ。これは、2009年の試験制度開始以来、過去最高の数となった。
6月には国土交通省が「既存住宅インスペクション・ガイドライン」を策定している。中古住宅の品質・性能を、消費者にわかりやすい形で評価し消費者の不安を払拭することが目的だ。こうした流れを受け、不動産業界や建築業界で、「ホームインスペクター」キャリアへのニーズや試験への関心が高まったものとみられる。
受験申込者データを見ると、業種別ではリフォーム業が23%で最も多く、次いで不動産業の21%となっている。保有資格では、宅地建物取引主任者が38%と最も多く、次いで二級建築士21%、一級建築士19%となっている。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)19面
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
2025/06/20掲載
-
1653号(2025/06/16発行)3面
-
1653号(2025/06/16発行)3面