国土交通省は、高齢者・障害者・子育て世帯の居住安定確保と健康の維持増進を図る住宅改修への補助事業を開始、5月28日から公募をスタートした。
名称は「スマートウェルネス住宅等推進モデル事業」。一般と特定の2つの部門で募集している。
一般部門の建物改修への補助額は工事費用の3分の2で、上限200万円。高齢者等向けの住宅で先導的な技術・システムなどを導入、もしくは支援サービスを効率的に提供できる改修で、平成26年度中に事業を開始できることが条件。
特定部門は、高齢者等の日常生活に必要な一定水準以上の省エネ改修への補助。補助額は工事費等の2分の1、上限は100万円。あわせてバリアフリー工事を行った場合は120万円まで補助金が出る。ただし住宅関係者と医療・福祉関係者との連携のもと、工事前後の居住者の健康状況の変化等に関する調査への連携・協力が条件。
なお同事業の予算は「スマートウェルネス住宅等推進事業」予算340億円の一部が割り当てられる。

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