愛知ゆとりある住まい推進協議会(事務局・愛知県建築住宅センター)が主催する「わが家のリフォームコンクール」の結果がこのたび発表された。すまいる愛知賞6作品のほか特別賞、入選8作品が決まった。
リフォームで古民家のLDが明るい空間に変身
すまいる愛知賞のうち、愛知県知事賞を受賞したのはリファイン緑丘(愛知県岡崎市)。作品名は「珈琲と音楽を楽しむ優しい空間」。築81年の古民家を改修したもの。
施主は孫のいる夫婦。リフォームの希望は「ダイニングの暗さの解消」と「子供、孫の集まる広いスペースの確保」の2点だ。プランでは、元々あった台所と隣の和室をつないで、20畳のLDに変更。キッチンはリビングに向けて対面させるように配置換えした。
また、台所と和室の間にあった階段を移動。跡になった2階につながる天井の空間には、強化ガラスを入れて採光できるようにした。照明も変えたことで明るいリビングダイニングに変わった。
「施主の方は音楽がお好きでしたので、コーヒーを飲みながらくつろげる空間づくりを心掛けました」と設計担当の森昌代氏。
今回の応募作品は65点で過去最多。古民家改修の事例の他、中古住宅を安く購入し、自分たちの生活や希望に沿ったリフォームの例が増えてきたという。
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