全国中小建築工事業団体連合会(全建連、東京都中央区)は、傘下団体の栃木県中小建築工事業協会(栃木中建協、栃木県宇都宮市)と連携し、栃木県内の地元スーパー各店にリフォーム受注の窓口を設置する新たな取り組みを7月から開始した。
窓口で受注した案件は栃木中建協が会員工務店に割り振っていく。技術力があっても、少人数のため、営業や集客まで手が回らない小規模工務店を支援するなどの狙いがある。
まずは宇都宮市、その他栃木県各地域を皮切りにスーパーに窓口を設置。様子を見て、ゆくゆくは各地域の傘下団体と連携して、全国展開も視野に入れて活動を行っていく。
全建連は、新築分野でも昨年から、設計や仕入れ等で共通の仕組みを構築した長期優良住宅を「ZENNブランド」として商品化する取り組みをスタートしている。
地元スーパーへの窓口設置事業も含め、今後はさらに、中小工務店も効率良く顧客を獲得でき、技術交流も行えるような事業モデルの運用を強化していく考え。
既に各地域の会員工務店に向けた同事業モデルの説明会等も開催しており、会員との連携をさらに深めていく。

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