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髙橋建築、真冬に無暖房でも春のように暖かい「パッシブハウス」推進

髙橋建築、真冬に無暖房でも春のように暖かい「パッシブハウス」推進

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暖房なし、真冬でも18℃維持

 世界レベルの断熱住宅にこだわりをもつ工務店がある。髙橋建築(埼玉県秩父郡)だ。同社はパッシブハウスという年間冷暖房負荷が各15kwh/平米以下になる住宅を作っている。今まで手掛けた棟数は20件ほど。同氏が作ったあるパッシブハウスでは、1月の朝の外気がマイナス5.2℃の時でも室内は18.6℃の暖かさを記録した。「もちろん無断房です。春みたいにあったかい」と髙橋慎吾社長。

髙橋建築 パッシブハウス室内パッシブハウス室内。快適に過ごすことができる

 「秩父の平均最低気温は約マイナス4.0℃。冬は朝の冷え込みが激しくて青森市より寒いです」。そのため、同氏は北海道並みの断熱レベルで住宅を作っていた。施主には満足してもらっていたが、それでもわずかにある温度ムラが気になった。いろんな省エネ住宅の勉強会に参加したが、しっくりこない。そんな中、出会ったのがパッシブハウスだった。

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