大阪を地盤にリフォーム事業を手掛ける多賀工務店(大阪府豊中市)は直接エンドユーザーからの元請け受注を伸ばすための営業を強化している。同社は創業9年目で、年商は約2億5000万円。元請けでの売上高は1億円ほどで、これを今期は1億5000万円に伸ばしたい考え。

地元の施工実績を載せたチラシ
主に消費者向けの販促を拡充させる。チラシは月1回のペースで、豊中、尼崎、淀川エリアにまいていく。内容は同社の約10名の大工をPRし、施工技術を売りにしていく。また、チラシには地元で手掛けた直近の受注実績を公開し、地元で選ばれている点を示す。また、自社ホームページでの集客やポータルサイト「ホームプロ」も活用していく。さらに、外壁塗装事業部「ペイントワン」も立ち上げ、塗装リフォームの営業も強化する。「下請けの工事会社として経験を積んできたため、リフォームに慣れた職人が数多くいることが一番の強み。元請けで自分たちのお客さんも少しずつ増やしていきたい」と多賀茂樹社長は話す。

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