Case4 結城建設
工務店は「つくる責任、つかう責任」のPRを

・新築住宅において気密性や断熱性能を訴求。普及活動も行う
・新築における気密性・断熱性能の訴求により、居住者の健康や美容の維持につなげる。また、高性能住宅の普及活動も行う
・廃材となる可能性のあった国産材の余りを、パーテーションとして再利用することで廃棄物を削減、脱炭素社会実現の一助に
国産材を使った木造住宅を手がける工務店は、端材を再利用することで「12つくる責任 つかう責任」などのアピールが可能だ。木造住宅を年20棟ほど手がける結城建設(兵庫県赤穂市・年商4億6000万円)がコロナ禍で始めたのは、飛沫感染防止用のパーテーションの製作だ。
元々は自社オフィス用に市販のものを購入しようとしたが、サイズが見当たらずに断念。圓光昌平社長は、住宅を建てた際に余った木材にホームセンターで購入したビニールシートを取り付けることを思いついた。市販のものだと5000円以上するところが、原価代の500円ほどで収まった。

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