新築、リフォーム、ホームセンター事業などを手掛ける大之木ダイモ(広島県呉市)は本社ビルを改装し、リフォームの集客を増やす新たな取り組みを始めた。同社の2024年3月期の住宅リフォーム売上高は、約4億円。会社全体での売上高は24億5000万円だ。今回の改装では4階建て築38年、1フロア160坪の本社ビルを全面リノベーションした。
1階のホームセンターと2階のリフォームショップを吹き抜けにして、気軽にリフォームショップにも来店しやすい空間にした
改装の特徴は2つだ。1つ目は、1階のホームセンターと2階のリフォームショップを吹き抜けにして、気軽に2階にも足を運んでもらえるようにしたこと。訪れる頻度が比較的高いホームセンターでリフォームもしていることをアピールして、何かあったら聞いてみようと意識させる工夫を凝らしている。リフォームショップにはシステムキッチン8台、ユニットバス5台、洗面化粧台10台、トイレ11台を置いている。2階には顧客も社員も使えるカフェのようなゆったりできる空間も作った。「今までは、ホームセンターとリフォームショップは別々の空間で、2階のリフォームショップに来るのは、ハードルが高い雰囲気がありました」と大之木伸之専務取締役は話す。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1637号(2025/02/17発行)4面
-
1635号(2025/02/03発行)5面
-
1634号(2025/01/27発行)11面
-
1633号(2025/01/20発行)4面
-
1633号(2025/01/20発行)8面