サンコウホームは京都府京都市に2店舗を展開する。創業52年目の老舗企業であり、元々は下請け専門の工務店だったが、2代目社長の上口和重氏が完全元請け化を図りリフォームに力を注いできた。2023年のリフォーム売上高は6億3000万円。そのうち1000万円超の案件による売り上げが約5割を占める。近年はホームページと地域フリーペーパーを活用し、デザインと断熱性能にこだわった大型リノベーションの受注を増やしている。
大型リノベーションを年間30件受注
大型案件の売上比率は約5割
同社の2023年12月期の売上高は8億2000万円。リフォーム売上高は6億3000万円(前期比2%増)となった。
リフォーム件数は年間約600件を手掛ける。内訳は、1000万円以上の大型工事が約30件、500万円以上1000万円未満が約10件。残りの500件以上はリピーターと小工事であり、100万円〜500万円が50〜60件、100万円未満が400件以上となっている。
売り上げ金額に占める大型案件の比率が全体の約5割と高く、大型リノベーションを得意とするのが同社の強みだ。大型のなかでも年に1〜2件、9000万円から1億円の超大型案件を受注する。超大型案件は、1階がテナントで建て替えができない建物などだ。

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