矢野経済研究所(東京都中野区)は2013年第1四半期(1~3月)の住宅リフォーム市場規模を前年同期比17.7%増の1兆2512億円との推計値を発表した。
同推計値は2008年以降、第1四半期としては最も高い市場規模だった。1月、2月は前年同月並みであったが、3月の大幅拡大が寄与した。これはアベノミクス効果による株価上昇や、個人資産のプラス効果が住宅リフォーム市場に好影響を与えたと推測される。
この好調な滑り出しを受け、2013年の住宅リフォーム市場規模は6.1兆円~6.4兆円と予測値を出した。今後、景気が上向き、省エネ性能等、付加価値が高い建材や設備交換の需要が活性化したり、消費増税前の需要拡大などの好影響を受けた場合、最大値である6.4兆円になるとの予測だ。

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