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ゆとりフォームキッチン新型パック発売40万円を切った商品も

ゆとりフォーム キッチン新型パック発売 40万円を切った商品も

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 ゆとりフォーム(東京都板橋区・大澤洋昭社長)はキッチンの新たな定額制パック商品3種類を7月1日に発売した。価格の安さやユーザーへの分かりやすさを追求した点が特徴。最安値の「超得」は工事費込みで40万円以下。これにより、キッチンリフォームを拡充し、今年度の単体売上高は20%超アップの10億円を目指す。

キッチンで10億円の売り上げ目標

キッチンで10億円の売り上げ目標

 このたび発売した商品の1つ目は価格の安さを追求した「超得」。機種がLIXILのシエラ1種類であるが、40万円を切る39万9800円という価格が最大の特徴だ。

 続いて2つ目の「イチオシ!」は「超得」よりも商品グレードをアップしたパック商品。機種は2種類あり、クリナップのラクエラは47万4800円、LIXILのアミィは52万3800円となる。この2機種についても従来より価格帯を下げ、エンドユーザーの購入しやすさを突き詰めた。

 最後の「あこがれ・夢のキッチン空間へ」は、初めてキッチン設置場所の移動費用まで価格に含めた定額制商品だ。従来、取り付け場所の移動を含むキッチンリフォームは個別見積もり対応だったが、初めて固定価格を打ち出した。

 これらの商品は年間約1000件のキッチンリフォーム実績から導き出された顧客ニーズ「価格・機能・空間」をもとに開発された。

 同社は2011年8月より追加工事費が一切かからない定価制商品「超安心価格」を販売してきた。価格の安心感から、トイレやコンロなど複数の商品ラインアップがある中、特に給湯器は従来と比較し販売数が約2倍となっている。

 しかし、キッチンにおいては追加工事費なしでの価格設定は難しいため、価格が安く、分かりやすい新型の定価制商品の発売に至った。今後はキッチン同様に需要が高いバスリフォームのパック商品の発売も検討中だ。

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