マンションの買い取り再販事業を手掛けるムゲンエステート(東京都中央区)は第2四半期決算を発表した。売上高は前年比40%増、141億円となった。営業利益は46%増の14億7000万円、経常利益は44%増の12億7000万円、純利益は35%増の7億2000万円となった。
増収増益の要因は再販マンションの販売戸数の増加。販売戸数は17%増の278件。また、販売単価も上昇したという。
なお、居住用として売り出す再販マンションの販売戸数は216件だった。売上高は53億円。一棟賃貸マンションやアパートなどの投資用不動産の販売件数は62件。売上高は83億円となった。これら不動産販売事業はトータルで売上高136億円、営業利益15億9000万円となった。
通期計画は売上高250億円。経常利益は22億7000万円。
なお、同社は1990年設立。今年6月に東証マザーズに上場。中古マンションを買い取り、リフォームした後に再販売するビジネスで拡大してきた。首都圏1都3県が営業エリア。投資用と居住用の2種類を販売する点が特徴。社員数は138人。前期売上高は208億円。経常利益は19億円。
子会社のフジホーム(東京都中央区)はリフォーム、仲介売買、賃貸物件の管理などを担っている。

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