新築とリフォームを行うTAF(長崎県長崎市)はこのたびリノベーション住宅の完成見学会を開催。11組が来場した。物件は築37年、木造2階の戸建て。施主は40代夫婦で、親から相続した空き家を改修したものだ。工事費用は1400万円。
リフォームによって、すべて和室だった5LDKを洋室の3LDKに変更した。壁も扉も白い素材を使うことで、光が入ると部屋が明るくなるようになった。

室内全体を白の素材で改修、工事前はイメージパースで提案
「白い部屋というのは、工事前にイメージするのは難しい。当社では、室内の変更にイメージパースというツールを使い、カラーリングを6パターン用意し選んでいただきました。顧客の『リノベーションでどう変わるか分からない』との言葉に応えてのものです」(田中清隆社長)
現在、来場者のうち、住み替えを検討する60代の夫婦1組から、詳細な相談を受けている。同社は不動産仲介も行っており、中古住宅の購入費用も含めて2900万円の案件になりそうだ。
同社はベツダイの「RE住むリノベーション」に1月から加盟。今後リノベの完成見学会を積極的に開催していきたい考えだ。
「まだまだ、長崎県でリノベーションが浸透しているとは言えません。完成見学会での体感を通して、リノベを広げていきたいと考えています」(田中社長)
同社の今期の年商は4億円の見込み。

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