有力ビルダー新昭和の子会社、新昭和リフォーム(千葉県木更津市)は、約2万5000件の新築OB客フォローを強化する。
3年後をめどに営業マンを現在の約2倍となる100人とし、ハウスメーカー並の捕捉率(リフォーム実施率)を目指す方針だ。
「消費状況が悪い中、可能性が高いところを狙いたい」と藤井浩一社長は戦略を話す。
現在、5拠点を展開するが、拠点当たりの人員は6人から9人と少ない。分譲地など効率的に動けるエリアでの顧客フォローは実行できているが、点在する顧客への提案はまだ足りない状況にある。
「分散されている顧客をどうサポートするかが課題。システマチックにどこまで拡大できるかが重要になります」(藤井社長)
単価を高める取り組みも行う。単体商品ではなく、水まわり商品のセットなどを商品開発。営業マンが提案しやすい環境を整えていく。
同社は、親会社のリフォームと太陽光部門を独立させる形で2012年4月に設立。前期売上高は23億円と前年度より若干落ち込んだものの、今期は30億円、中長期では100億円の売り上げに向け、事業拡大を図る方針だ。

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