スター・マイカ(東京都港区)は7月1日、2015年11月期第2四半期の決算を発表した。
売上高は前年同期比153.4%の97.1億円。売上総利益は前年同期比126.9%の22.3億円となった。主力の中古住宅買い取り再販事業「中古マンション事業」の好調に加えて、インベストメント事業部の物件売却が寄与した。
中古マンション事業の売上高は前年同期比129.2%の73.9億円。さらに売買の利益率が13.9%から15.5%へと上昇した。新築を併せて検討しているユーザーにアピールするために、設備を新築同様にグレードアップした販売価格の高い物件が好調で、プラスとなった。
同社の「中古マンション事業」では、居住者がいる物件を丸ごと1棟購入し、居住者が退去した住戸から改修していくという手法をとっている。
今回の中間決算を受けて、今年度の売り上げ予想を19.7億円上方修正し、168.4億円とした。「今後は、現在展開している首都圏と関西圏での物件取得のネットワークをさらに密にすることや、物件の設備のグレードを上げるなどして商品価値を高めることで、事業規模を拡大していきます」(秋澤昭一社長)

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