年間で新築約9億円、リフォーム約4.5億円を売り上げるみらいテクノハウス(東京都杉並区)は、OBとの関係づくりのために、職人を交えたバーベキュー会を実施している。

丸太切り大会の様子
前回行われた会には、OB100人と大工を中心とする職人約20人が参加した。電話やチラシ、ホームページでOBに対して告知を行ったところ、2週間で定員を超えたため、募集を打ち切った。
会場となったのは、京王井の頭線の西永福駅から徒歩15分ほどの場所にある和田堀公園。コンロが合計16セットとなるバーベキューセット8棟をレンタルした。バーベキューの合間に、玉井社長が職人たちを各OBに紹介していくことで、会話のきっかけをつくっていった。
バーベキューに加えて、丸太切り大会も開催。子供を含めた12組が参加した。直径12、13㎝ほどの丸太をのこぎりで切断する。採点の基準となったのは、早さではなく、切断面のきれいさ。傾きや粗さなどを職人が判定する。早さ勝負ではないので、子供や女性でも同じ土俵で競うことができた。ダイソンの掃除機や自転車など総額約50万円分の景品が用意された。また、景品は荷物にならないように、後日郵送した。
「終了後のアンケートでは、『職人に対して持っていた怖そうというイメージが変わり、身近に感じられるようになった』という感想が多く寄せられ、大変好評でした。職人の方も、初めは話しかけにくそうでしたが、紹介をきっかけに、打ち解けられていました」(玉井幸夫社長)

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)19面
-
1652号(2025/06/09発行)1面
-
1651号(2025/06/02発行)2面
-
1651号(2025/06/02発行)5面