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社員が帰ってきたくなる場所に
オフィスの改装は、社員の働く意欲を高めるのに効果的だ。不動産投資事業を行う富士企画(東京都新宿区)とクリスティ(埼玉県さいたま市)は、オフィスをカリフォルニアスタイルのカフェのような空間にリノベーションした。新川義忠社長は「なぜ会社で仕事せずカフェで仕事をするかというと、会社の居心地が悪いから。カフェやリビングのような場所をつくって、行きたくなる会社にすればいいだけ」と語る。
富士企画とクリスティのオフィスのコンセプトは「海を感じる空間」。デザインはサーファーである新川社長が手がけた。至るところに海の写真や絵、雑貨、サーフボードが飾られている。壁や天井には古材を張ってヴィンテージ感を演出。遊び心とあたたかみを感じる空間になっている。照明はアンティーク調のダウンライトだ。「照明は空間に命を吹き込むので大事。せっかくつくりあげたところに蛍光灯がついていたら台なしです。暗かったら必要なところに手元灯をつければいい」と新川社長は語る。
サーファーである新川社長がデザインを手がけた(左上)
お手製の「海」が広がるカウンターの天板(左下)
古材を張ってヴィンテージ感を演出(右下)
どちらにも古材でつくったカウンターがあり、クリスティにあるカウンターはバーカウンターになっている。富士企画にあるカウンターはユニークで、ガラス板の中には新川社長がつくった「海」が広がる。砂や珊瑚を敷き詰めた上にサーフボードをつくる際に使用する樹脂を流したものだ。
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